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プレゼントは真珠 全4巻(斎藤 けん)



ローベル男爵家の一人息子・エドワードは、夢見がちで世間知らずのお坊ちゃん。
女性の扱いに慣れさせるため、使用人が用意したのはエドワードの理想の女の子で!?
「真珠」と名付けられた彼女には、実はとんでもない秘密が…!
世間知らずのお坊ちゃんと、ハイスペックなドS令嬢の予想不可能ラブコメディ。



同じ作者の『天堂家物語』を読もうと思っていたのですが、何故か手が隣に並べられているこの1巻を取り…。
それが2巻、3巻、そして最後まで…。
一度読むと、手が止まらなくなっちゃうんですよ!
なんて恐ろしい…。
その後やっと『天堂家物語』にたどり着きました(笑)
どちらも大変面白かったですw

このお話はほぼ、LaLaDXという雑誌の感想で1話ごとに感想を書いています。
いつもならリンクをここで貼るところなのですが、今回はあまりに数が多すぎるので、割愛します。
掲載は2010年1月号から、2012年11月号まで。
そういえば私、この作品の第1話だけは掲載誌が違うため読めていなかったんですよね。
今回読み返してそんなことも思い出しました。

読み返してまず色々驚いたのは、登場人物たちの若さだったり(笑)
エドワードたちはまあ最初から明かされていたし、ダイアナ嬢もそれ自体がネタになったりもしていましたが…。
執事のアーサーが14歳だったり、ローベル男爵が33歳とか…!
えっと…じゃあエドワードは一体幾つの時の子なのかとか考えちゃったり…。
うーん、この時代ってやっぱり今よりずっと若いんだな…結婚とか。

改めて読んで、今まで周りに甘やかされていた(と思う)坊ちゃんが、自分の力で頑張ろうと立ち上がったり、色んな人と関わるようになったり。
真珠が、冷血とも言える顔を見せながらも、エドワードへの恋心に顔を赤らめたりといったギャップ。
そういう変化がとても好ましくて、人間っぽい。隙があるというか。
特に最後の庭でのシーンは、今までとは何もかもが形勢逆転。
相手の目を真っ直ぐ見て、落ち着いて語りかけるエドワード。
「愛する人(ダーリン)」も、これまでは真珠がエドワードに向ける言葉だったのに。
涙を流すのも、いつもはエドワードの専売特許だったのに、この時だけは真珠でした。
自分の家が没落しそうになった時ですら毅然としていた彼女が、唯一涙したのはこの時だけ。
その後、もう一度改めてエドワードが気持ちを伝えようとしても、恥ずかし過ぎて最後まで聞いていられない彼女が意外でもあり可愛くもあり。
今まで強気な姿勢でエドワードに好意を伝えてきた彼女ですが、言うのは平気でも言われるのは苦手(?)なのですねw

魅力的なキャラは他にもいて、エドワードの友人のニコラスとレイモンド。
登場はレイモンドの方が1話分先かな。
レイモンドはエドワードの寄宿舎時代のルームメイト。
ですが、実は男性と偽った女性。
エドワードにほんのりと恋心を抱いていました。
ニコラスはレイモンドの幼馴染み。ですが、彼女が女性であることを知りません。
そんな二人が、脇キャラながらとても魅力的で、かなり人気のあるカップリングだったと思います。
真珠とエドワードでは出来ないような、とても雰囲気のあるやり取りが交わされるところ。ドキドキしましたw
そしてニコラスの脚フェチが、幼い頃のレイモンドに理由があったとは…!
フェチっていうのが少女漫画らしからぬ(笑)、ではありますが、好みが実は幼い頃の相手が理由だった! というのは少女漫画的。
正直なところ、このカップルがどうなっていくのかをもう少し詳細に見たいところはありましたが。
ひっそりとお付き合いが続いているっていう感じなんですね。おまけの4コマ的に。
ランドルフ家のメイドさんのやり取りに、じわじわきます…w

最後のオチ、やっぱり見事だな~と改めて思いますw
確かに坊ちゃんではそわそわして落ち着かないでしょうし、お母様の性格によっては、親子して心配事が増えそう。。。
生まれた子はどうなるのかと思ったのですが、おまけ漫画を見ると完全に外見も中身も父親似ですw
ドSの英才教育環境が半端ない(笑)
何より、「苦手なものはアーサー」というところに、今後のドラマ性を想像してしまいます…!
き…気になる!
あと、エドワードとダイアナ嬢の二人の子どもってどんな感じになるんだろう。。。
この子もドSだと、ローベル家の行く末が頼もしいような心配なような…(笑)
なんだかんだで、使用人たちの結束も頼もしいのがこの家の強みですよね。
普段坊ちゃんを茶化し過ぎなくらい茶化していますけど、最終回の「大好きです!」を扉越しに聞くシーン。
全員が涙流して喜んでいるんですもん。
ここ、実は結構好きなシーンですw
主従関係を越えて、一人の人同士として喜んでいると思うんですよね。彼らは。
こういう繋がりって、微笑ましく思えます。
また、4巻では柱でローベル家の使用人の紹介をしていて、より彼らが身近に感じられるんです。
アーサーは年齢も驚きでしたが、出自(?)も意外。
どこか強かなのは、そういう関係もあったんだな。
初期に坊ちゃんの呑気さにいらっとしたりもしていたけど、そういう背景を考えたら仕方ない面もあるかも。
主を叩くのは如何なものかと思わないでもないけど。

4巻は使用人紹介でしたが、1-3巻では表紙に登場した小物の解説でした。
それぞれのキャラが好きなアイテムを、他のキャラが解説する…みたいな。
それがちょっとした裏話的で面白かったですw
あと、このシリーズ、裏面のイラストが切り絵風なんです。
それが可愛くて、でもそれをチョイスするか! っていうものが多くて面白いw
3巻なんて錯乱状態のデイジーだし(笑)
4巻もこれかーって絵だしw
細かいところまで楽しめる作りが嬉しい。

この作品は今までどちらかというとシリアス寄りだった斎藤さんの新境地というか、結構振り切ったコメディという印象でした。
でもその笑いのツボがすごく私にはぴったりだったんですよね。
そういう意味で毎回雑誌で読むのもとても楽しみでした。
これ程までのコメディは今のところないと思いますが、いつかまたこういう作品が読めたらなと思います。
と、言いつつも、シリアス寄りな斎藤さんの作品も好きなんですけどね!
『ねじまき真野さん』とか!
感想書きたい作品がまだまだあります。が、がんばります。


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