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ラブシック 全3巻(モリエサトシ)



いつだって 愛に 焦がれているのだ

復讐のため、父を陥れた理事長のいる学園に男として潜入した吉岡色。
色はそこで、父の元患者だった四人の男の子と出会う。
しかし四人は未だに癒えぬ病を抱えており…。
復讐に邁進する色と、彼女を支える男たち。
五人の想いの行方は――。



本棚整理をしていて見つけた本作。
そういえば感想を1巻しか書かぬままだったな~と思い再読してみたら。
最終巻である3巻の発売が2010年ですってよ!
ろ…6年も経っていたのか…と、時の流れの速さに慄くばかりです。
ということは、6年以上このブログやっているのか(不定期だけど)。
あまりブログ何周年とか意識していないからなあ…。放置も多いし。

さて、モリエさんの作品、花とゆめの購入を止めてからなかなか読む機会がないのですが、久しぶりにその世界にどっぷりと浸ることができました。
やっぱりモリエさんの雰囲気、好きだー!
そこはかとなく漂う色香というか。
女の子は可愛く、そして男の子は美しく。
ハッとするような絵を描かれる作家さんに弱いです。

それぞれに病を抱える御曹司の四人。
その中に、ある意味彼女も“病を”抱えた女の子がやってきます。
彼女の目的は、父を陥れ死に追いやった学園の理事長に復讐すること。
その父親は医師で、昔四人を看ていたという接点があります。
自主的に協力する者、興味本位、そして次第に魅かれることで、彼らは復讐の手伝いをするようになる…。
そんなちょっとサスペンス的なお話。

色の理事長への復讐計画の傍ら、四人の抱える病を明るみにしていくので、やや忙しないといえばそうだったかな。
でもその分盛りだくさんで息もつかせぬ勢いがあった作品だと思います。
そんな中、色とハルの恋愛的な心の機微も描かれていて。
『ラブシック』はハル・ナツ・アキ・フユと色んな男の子がいますが、やはり王道なハルは良いですね!
幼い頃から想いつづけていた(?)とか、王道! 少女漫画。

最終的に理事長には身体を張って復讐を成し遂げる訳ですが、彼らが抱える病はどうなったのか。
その辺りは描かれませんでしたね。
ハルは母親につけられた傷、ナツは身体に浮かぶ模様、そしてアキとフユは二重人格。
タイトルが『ラブシック』なので、病が原因で愛を受けられなかった彼らは、その病ごと受け入れてくれる人(色)が現れたことで、完治はせずとも癒された…ということなのでしょうか。
しかしハルの場合、再度母親に傷つけられた訳ですが、それでも治るのでしょうか…。
治ってくれないと…とも思うのですが。
ナツに関しても、何故…というのは分からなかったなあ。
アキとフユはお互いに折り合いをつけていく…という感じでしょうか。

故人であるがゆえに、この復讐の要となっている吉岡父ですが、彼もなかなか…。
「復讐が色の生きる目的になってくれたから」
だからそのままで許した。
「生きたかったなあ」
っていうのが、一番の本音なんでしょうねえ…。
やっぱり親として、子どもを残して一人逝くってたまらない気持ちだろうなあ…。
とはいえ、「お前らは復讐が終わったあとも、色が生きる目的を与えてやれるのか」とか、お父さんの思惑が上手くいった感がありますね。
どこまで先を読んでいたんだか。

無事復讐が終わり、祖父の後ろ盾を得てまた学園に戻ってきた色。
今度はちゃんと本来の姿で。
一番に本来の姿を見せたいのはハル…とか、女の子らしい情緒が垣間見られて可愛いw
色の性格がさっぱりあっさりしていたから、逆ハーレム的な雰囲気はあまりなかったので読みやすくはありましたが、こんな一面もあったとは。
ハルが報われて良かったなあ(笑)
おまけ漫画は、新たに一歩を踏み出す二人なのが初々しくって。
そこにナツやらフユやらの茶々が入って、賑やかに学園生活を送っていくんだろうなあ。
根本的な解決ではなくても、そうやって日々を過ごしていく。
彼らは彼らに課せられたものを、人生を通して向き合っていく。
そんな終わり方だったと思います。
もっと時間をかけたら違う展開があったかもしれませんが、この分量だったからこそスピード感のある話運びになったのでは。
とても久しぶりの再読でしたが、楽しかったです。


◇◇ 関連する感想 ◇◇

⇒⇒⇒『ラブシック 1』の感想


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