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マスカレード・ナイト(東野 圭吾)



若い女性が殺害された不可解な事件。
警視庁に届いた一通の密告状。
犯人は、コルテシア東京のカウントダウンパーティに姿を現す!?
あのホテルウーマンと刑事のコンビ、再び!



この『マスカレード・ナイト』が遂に発売!
ということを知って、既刊の2冊を復習の為に再読しました。
そして思ったのが、私はやっぱりこのシリーズが大好きだな~ということ。
東野作品の中で一番好きです。
『白夜行』は別格すぎて、好きというくくりではくくれないんですけど。

そうしたら時をおかずして、映画化情報も公開になりましたね~。
正直、作品を読んで受けたイメージと、私は違うのですが。。。
まあその辺りは「人は人、自分は自分」で……。

とにかく、今回の表紙も美しい!
緑が基調となっているし、上の方には夜の東京タワーと夜景。
そしてこのシリーズ通してのキーワード
「お客様は仮面をつけている」
プラス、カウントダウンパーティに必須の「仮面」。
うわーもう、表紙だけでわくわく、期待が高まりました!

なんといっても、今回の話は『マスカレード・ホテル』のその後。
といっても数年の経過はありますが。
『マスカレード・イブ』も面白かったけれど、やはりその後のほうが読みたい! と思っていた身としては「待ってました!」と言う他ありません。
あの二人はどうなったのかな~?
そこもやっぱり注目せずにはいられませんでした。
結果は…
何も進展なし(笑)
むしろ山岸さんなんて、新田さんの名前一瞬忘れてたしw
あと嬉しかったのが、影の功労者・能勢さんが警視庁勤務になっていたこと。
新田さんとはまた違うアプローチで事件に関わっていくことになります。
何気にこの緊張感ある話の中の清涼剤というか、癒し系に思える存在です(笑)

能勢さんだけでなく、山岸さんも、前回はフロントクラークだったのが、コンシェルジュに。
お客様の要望に応えることが職務、という何ともストレスの溜まりそうなお仕事…。
それを裏付けるかのように、山岸さんには難題が続けて降りかかります。
師走という忙しない時期だから…ならいいのですが、これが普通の日常業務だとしたらゾッとする…。
読んでいてとても大変なお仕事だなーと思います。
人間って自分が言われたら絶対困るだろうに、何故人には簡単に言い出してしまうのかなーとつくづく思います。。。
「できません」とは絶対言えないけれど、それにしたって不可能なことはあるので、その時は代替案を提案するらしいのですが。
まあそれはそうだよなーと。
即ソールドアウトの人気チケットを手に入れたり、予約待ちのレストランに当日予約したり。
そんなことが出来る伝手があるならば、山岸さんはホテル勤めではなく、それを専門の仕事にするべきですもん(笑)
まあ代替案も相手が納得できるレベル、内容のものを考えたり手配したり。
それはそれで、とっても大変そうなんですけどね。
ついつい、事件そっちのけで山岸さんにもたらされる難題を、彼女がどうクリアするのか、そっちを熱心に追ってしまいます(笑)
山岸さんがフロント業務から外れたので、今回新田さんのお目付け役が別の人となります。
それが新キャラ・氏原さん。
彼にも何か裏があるのではないかと勘繰ったり(笑)
単にいけ好かないだけじゃなく、そういった意味でも目が離せませんでしたw

とはいえ、今回も事件が気になることに変わりはありません。
女性が自室で殺害されていたのですが、それが判明した理由は密告があったから。
この密告者は犯人なのか? 何故密告を?
更に犯人はコルテシア東京のカウントダウンパーティに現れるという。
何故それを知っているのか? 犯人は誰なのか?
魅力的な謎に包まれていて、一刻も早く真相が知りたくて、ページを捲る手が止まらなくなります。
休みの日に読む事にしていて正解です!(笑)

やっぱり前回のことがあるので、次々現れるお客様には要注目、です。
でも誰もが怪しく見える(笑)
前回の犯人も大胆でしたが、果たして今回はどうなのかなーと。
結果的に、今回も大胆不敵なのにはびっくりです。
そうきたかー、と。
犯人の動機はなんとも言えず。
犯人だけじゃなく、その妹さんも、被害者の女性たちも、とても辛い過去を背負っているのが非常にやるせない。
そして何より、妹さんの対応をした警察への憤りが物凄くあります。
これが一番後味悪くて仕方ありません。
流石に今の警察は教育されて、もっと親身で人道的になっているはず、とは思うのですが…。
だからといって、当時の方々のされたり言われたことは取り消せませんからね。
それと、捜査のためとはいえ、宿泊客の荷物を漁り、なお悪びれない態度も不快でした。
今回の場合はまだ相談できるパートナーが一緒に宿泊していたけれど、これが女性一人で滞在しているとかだったらもう気味悪くて仕方ないです。
パートナーがいても、気味悪いことに変わりはないのですが。だからこそ山岸さんに言いに来ているわけだし。
そういう気持ち、想像することも出来ないのかなーとうんざり。
「捜査」を大義名分にしすぎ。
宿泊客の荷物を漁ったのも、カウントダウンパーティの時、新田さんの発言をすげなく切り捨てたのも本宮さん。
彼の言う通り、カウントダウンが終わるまで待っていたら、犠牲者があと二人、出ていたんだよなー。
今回いいところ無し、どころかマイナスばっかりな新田さんの先輩・本宮さんでした。

密告者に関しては…なるほど、そうきたか、と。
いやいや、確かに登場している。
うん、なるほどー。とも思うのですが。
なんか、ここにももやもやするのはやっぱり覗き行為が絡んでいるせいなのかなー。
本当に複雑に色んな人が絡んだ事件。
ある意味、本当に無駄がないと言えますけれど。
そこは流石、東野圭吾。というべきなのかな。

事件そのものは何とも後味の悪いものでしたが。
作中の雰囲気は相変わらずどこか煌びやかで、でも常に駆け引きの緊張感があってとても楽しめました。
時期は師走。
しかも舞台はカウントダウンパーティ。
なんとも賑やかで楽しそう。
二年参りは何度もしていますが、こういうカウントダウンはしたことないなー。
ちょっと楽しそうで憧れます。
それにコルテシアのような高級ホテルにも未だ縁がないので、人生で一度くらいは体験してみたいかも。
人生の目標がまたひとつ出来ました(笑)

しかし作中一番気の毒なのは、なんといってもホテルウーマン・山岸さん。
今回も山岸さんは最大の危機に見舞われます。
もうこんな事続きだとトラウマ全開ですよ。
私だったらホテルの仕事辞めていると思います。。。
それなのに更に知らない人ばかりの、ロサンゼルスに行こうっていうんだから、すごい人だなー。
そう、山岸さんはコルテシア・ロサンゼルスに異動が決まったのです。
…ということは、次の舞台はロサンゼルス?
と、このシリーズファンなら思ってしまいますよね(笑)
期待しちゃいます。
ますますお客様もワールドワイドになりそうw
そこに新田刑事と能勢刑事はどう絡むのか。
そういうことを考えるのも楽しいですねw
なんといっても累計265万部超えのミリオンセラーシリーズですもの。
続きがあると信じていますw
その時は今回更にお気に入りになった、能勢刑事の出番と活躍がもっとあるといいなあ(笑)


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